以前紹介したケース一体型アンプですが、想像していたよりも奮闘してくれました。
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パッケージの裏側。
箱から取り出しました。充電用のUSBケーブルと、各言語対応の説明書が入っています。
裏側です。サラサラとした手触りです。プラスチック感はありますが、質感は悪く無いです。
前面。下のロゴがプリントされた部分は、つやつやしてキズ付きやすそうです。ロゴの下の白い部分は使用中光ります。また、∧∨の部分はタッチパネルになっていて、ここで音量の調節をします。3.5mmジャックはケース下部に2つあり、一応左が低インピーダンス用、右が高インピーダンス用となっていますが、タッチパネルのため細かい音量調節が難しく、インピーダンスの小さいイヤホンだと調度良い音量に調節するのが難しいかもしれません。
ケースの着脱は、ケース上部がパカっと外れる仕組みになっているのでやりやすいです。各ボタンへのアクセスも問題ありません。
ケースへの充電はケース下部の端子から行います。端子はゴムのカバーで保護されていて、充電中はケース裏のLEDがくるくると光ります。このギミックがやたら凝っていて面白いです。
駆動時間ですが、けっこうしっかり充電してもかなり短く感じます。アンプとバッテリーが一体になった製品ですが、iPhoneへ充電しながらアンプを駆動させようものならバッテリーがあっという間になくなります。(私の環境だけかもしれません。)また、ケースへ充電しながらのアンプの駆動は出来ません。残念です。
肝心の音質ですが、iPhone直挿しよりは確実に良いです。低域が張り出して、力強い音になります。アンプを使うのが初めてで、iPhone5に機種変してiPhone4が余っているなら、買ってみるのもいいと思います。しかし、操作がかなり分かりづらいです。充電しているのか、アンプが駆動しているのか、最初は説明書とにらめっこすることになると思います。
私はこれをアキバで2000円で購入しましたが、3000円近くだとちょっと……という感じです(それでも以前はもっとしました)。ちなみに、このアンプには4種類のフィルターが搭載されています。個人的には3つ目か4つ目がオススメです。と、いうか正直3つ目と4つ目の違いが分かりませんでした……。
で、結局このアンプは買いなのか?ということですが、安かったら試しに買ってみるのもいいと思います。でも、ずっと使い続けられるアンプが欲しいなぁと思ってる人は、我慢してFiiOのポタアンとか買ってください。そっちのほうが幸せになれると思います。