先日のヘッドフォン祭では、各ブースで様々なキャンペーンが行われていましたが、ゼンハイザーのブースでも「MOMENTUM Special Edition」が当たるキャンペーンを実施していました。
【ヘッドホン祭】HiFiMAN、平面駆動ヘッドホン新2機種/ゼンハイザー日本未発売モデルが当たるキャンペーン – Phile-web
ヘッドフォン祭2014。大判振る舞いします。ゼンハイザーブースで試聴していただいた方で、フェイスブックもしくはTwitterでゼンハイザーをフォロー頂いている方の中から抽選で毎日2名様にDavid Bowie is特別MOMENTUMをプレゼントします!
— ゼンハイザージャパン (@sennheiserjapan) 2014, 5月 7
こちらのキャンペーンなのですが、ヘッドフォン祭で私がゼンハイザーブースで試聴した際に、「せっかく聴いたのだから応募してみるかー」と軽い気持ちで応募したところなんと当選してしまいました…。応募用紙、すごい雑に書いてしまった…。
まさか当たるとは思っていなかったのでこのMOMENTUMがどんなモデルなのか知らないまま応募してしまったのですが(すみません…)、どうやらこのMOMENTUM Special Editionは世界500台限定モデルで、上記URLの記事にも書かれているとおりヴィクトリア・アンド・アルバート博物館でのデイビッド・ボウイの展示を記念して作られたモデルのようです。
今さらっとデイビッド・ボウイって書きましたが実はよく知らなくて、Google先生に聞いたらとんでもなくすごい人なのですね。カッコイイ…。曲もカッコイイ…。
それで、せっかく当たったので簡単な感想を書いていきたいと思います。流し見程度に見てやってください。
こんな袋に入って届きました。
袋の中には箱が。
その箱を開けると箱が。
後ろと横。
すごい重いと思ったらこんな豪華な本も入っていました。
箱を開けると立派なケースが!
取り出しました。
フタを開けるとそこにはMOMENTUMが!
付属品です。リモコンが付いていないタイプのケーブルも入ってます。
ここからは本体をよーく見ていきます。ゼンハイザーのロゴがカッコイイ!
ハウジング内部の色が鮮やかなオレンジです。MOMENTUM BLACKではここは赤ですね。また、ハウジング部につながるケーブルはMOMENTUM BLACKでは赤ですが、MOMENTUM Special Editionでは黒となっています。
ヘッドバンド部のステッチもオレンジ色です!ここもMOMENTUM BLACKでは赤ですね。
横から。ハウジング部のマットな質感、ヘッドバンド部のレザーの質感が都会的でクールなイメージを感じさせます。
こういった細かい部分のデザインも非常にカッコイイです。装着していると見えなくなってしまう部分ですが、デザインへのこだわりが感じられます。
上から。ヘッドバンドの裏にもクッションがついています。ちょっと固めですが、痛くはありません。
イヤーパッドはもちもちで、装着した時とっても耳触りがいいです。
プラグ部です。プラグ部は90度曲げることができ、普段使う際に邪魔になることがありません。リモコン部も質感が良いです。
音質については、MOMENTUMは嫌な音をほとんどださない、耳にやさしいヘッドフォンだという印象を受けました。これはゼンハイザーのヘッドフォンほとんどに言うことができると思うのですが、高音が刺さりすぎるとかいったことがありません。ゆったり聴くことができます。所持しているヘッドフォンがRolandのRH-300、AKGのK518DJなのでそれとの比較になってしまうのですが、MOMENTUMの低域は控えめ…というより音楽のバランスを崩さない程度には低域が出ています。K518DJのようなDJモデルのヘッドフォンのような低域の量は出ません。しかしスカスカということではなく音楽が気持よく聞けるほどほどの低域の量が出ているということです。高域は耳にほとんど刺さりません。耳障りな音は出ません。空間はあまり広くなく、空間表現は苦手なように感じました。ただ、K518DJよりはある程度表現してくれています。そのかわり、ボーカルが近く聴こえ、ボーカルをウェットに表現してくれます。ボーカルが完全に背景から浮き上がるようには聞こえないものの、ボーカルを気持ちよく聴くならMOMENTUM、という感じです。ボーカルを完全に背景から浮き立たせ、聴き込みたいならRH-300の出番です。しかしこれはHM901で聴いた場合の印象ですので、他のDAPで聴いた場合また印象が違ってくるかと思います。
もう一つ、私は眼鏡をつけているのですが、メガネユーザーにはMOMENTUMちと辛いです。一時間ほどつけてるとツルの部分が痛くなってきます…。残念ですが、ヘッドフォンなのでしょうがないです。
ただ、MOMENTUMはデザインと音が高レベルにまとまった良いヘッドフォンだと思います。様々なヘッドフォンが存在する中でトップクラスのデザインだと私は思います。少なくとも、bのついたあのヘッドフォンメーカーよりはこっちのデザインのほうが好きです。
写真の高解像度版はこちらで見られます。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。