今年は12月21日、22日と2日間ベルサール秋葉原で開催中のポタフェスに行ってきました。
ポタフェスとはなんぞやという方のために雑に説明すると、イヤホンとかヘッドホン作ってるメーカーさんが集まって、新製品の発表だったり、既に発売されている製品を試聴できたりするイベントです。似ているものにヘッドホン祭がありますが、こちらはフジヤエービック主催、ポタフェスはe☆イヤホン主催です。
きちんとしたイベントレポートはAVwatchやファイル・ウェブ、eイヤホンの公式Blogなんかが上げてくれると思うのでそちらを見てもらうとして、このエントリでは私が試聴できた中で気になった製品について忘備録的に書いていきたいと思います。試聴環境はプレーヤーがAK100B-Spec + D12Hj、イヤホンはUE900です。
あくまで”私が”聴いた感想なので、「んな音しねーよ…」と思っても晒しあげたりしないでくださいね:;(∩´﹏`∩);:
まずはこれ、ベンチャークラフトの真空管アンプ、Go-DapTTです。こちらは暖かみのある音が特徴です。暖かみがあると言っても決して音像がボヤけたり低音域が過剰に主張したりするような音ではなく、あくまで音源に忠実に、そこに真空管特有の響きが重なり、Go-DapTTの持つ広い音場と相まって雄大な音だと感じました。クラシックなど、空間が感じられる音源と相性が良さそうです。かといってポップミュージックが苦手なようにも感じませんでした。最初に見た時はちょっと厚さが…と思ってしまいましたが、実はSONYのPHA-2と比較するとPHA-2のほうが若干厚かったりします。奥行きもほとんど同じだし、どうしてGo-DapTTが厚く見えてしまうのかは謎です…。
お次はゼンハイザーのIE800です。こちらは言わずもがなゼンハイザーのフラッグシップイヤホンです。ダイナミック型ですが、BA型のように解像度が高いです。よーく注意深く聴かないとダイナミック型だとは気づかないと思います。そのうえ、低域の量もちょうどよく全くボワつかず締まった音を出してくれるという、まさに夢の様なイヤホンだと感じました。低域がボワつかないので、弾力のある音に聴こえます。試聴している間も心地良い音で、ずっと聴いていたくなりました。最近はユーザーの声が大きいのか何でもかんでもMMCXでリケーブル…となってしまいますが、IE800のような、メーカーがこだわりぬいて敢えて流行とは逆を行った…という製品が大好きです。ULTRASONEのTioも同じような空気を感じます。BA1発でありながらレンジが広く、ボーカルがとてもはっきり聴こえます。IQよりもTioのほうが好みです。
と、ここまで書いてきましたが、長くなりそうなのでまた次回。今回取り上げたものはもうすでに皆さん試聴しているかもしれないので、あまり需要なかったかな…。
次回は聴くことができた新製品を中心に感想を書いていこうと思っています!
ではまた