上海問屋のハイレゾ対応イヤホン4機種を聴き比べてみた


DN-913577

安いからといって、意外と侮れません。

 

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つい先日、上海問屋にて新たに2機種ハイレゾ対応イヤホンが発売されたということなので、気になって試聴してきました。

今回発売となったのはこちらの2機種。

 

【上海問屋限定販売】お手頃価格でハイレゾ音源対応高音が美しく伸びる7mmダイナミックドライバ高精度ハイレゾイヤホン 販売開始 | ValuePress!

https://www.value-press.com/pressrelease/169532

 

【上海問屋限定販売】コスパ抜群の高音質高音でナチュラルなサウンドを実現 14.3mm大口径ドライバ搭載ハイレゾ対応イヤホン 販売開始 | ValuePress!

https://www.value-press.com/pressrelease/169544

 

今回比較したのは、上記2機種を含めた、ドスパラ秋葉原本店2階にある上海問屋実店舗にて試聴可能なハイレゾ対応イヤホン下記4機種です。

 

7mmダイナミックドライバ搭載 高精度ハイレゾイヤホン (914018)の通信販売【上海問屋】

https://www.donya.jp/item/74135.html

ハイレゾ対応 10mmダイナミックドライバ搭載イヤホン (913577)の通信販売【上海問屋】

https://www.donya.jp/item/73725.html

14.3mm大口径ドライバ搭載 ハイレゾ対応イヤホン (914019)の通信販売【上海問屋】

https://www.donya.jp/item/74136.html

ハイレゾ対応 ハイブリッドイヤホン (913578)の通信販売【上海問屋】

https://www.donya.jp/item/73726.html

 

どれも5000円以下と、イヤホンにこだわりが無い方でも比較的手が出しやすい価格帯ではないでしょうか。

特に、2000円を切る価格のDN-914018と、5000円以下という価格でハイブリッド構成のDN-913578はかなり気になるところです。

2016年9月16日時点で販売価格の安い順番に見ていきます。

試聴は全てHM-901S + Balanced Ampcard で行っています。

 

 

DN-914018

 

こちらは7mmダイナミックドライバー搭載、9月9日に新発売となったモデルです。現在は直販サイト価格1,999円となっています。

実際の試聴も価格順に聴いていきましたが、このDN-914018、普通に音が良かったので驚きました

特にどの帯域重視だな、といった印象は受けず、低域から高域までしっかり鳴る印象です。

店頭では1200円程度でSHURE掛け(耳の後ろから回してケーブルのタッチノイズを少なくする装着方法)ができるデュアルドライバイヤホンも試聴できた(DN-892133?)のですが、こちらは低域、中域の量が多く高域が完全に埋もれてしまっており、非常にバランスの悪い音でした。

それを考えると、2000円以下という予算の中でならこれを買ってほぼ間違いないかな、という気がします。

後に紹介する10mmドライバー搭載のDN-913577と音の傾向がよく似ています。

ただ、こちらは7mmドライバーを搭載しているせいか、DN-913577よりも若干音の広がりが狭い印象です。

一方でドライバーが小さいためイヤホン本体は小型で、耳への収まりは良いです。

デザイン面では、イヤホン本体の耳に対して外側が金属製で、質感は悪くないです。ケーブルも皮膜が透明で、中の線材が見えるのも良いと思います。

 

DN-913577

 

こちらは10mmダイナミックドライバー搭載、現在の直販価格は2,999円です。

正直に言うと、今回試聴した中ではこれが一番良かったです。買いました。

まず、先ほどのDN-914018と同じく変に強調する帯域が無い。かと言って、モニターサウンドのような味気の無い音でもありません。

似たような音なら1000円安いDN-914018の方がいいじゃないか、ということですが、こちらの方が圧倒的に音の広がりが大きいです。

2000円を切るDN-914018と、音の広がりが大きいDN-913577、悩ましいところですが、予算に合わせてどちらを買っても間違いはないかと思います。

個人的には、1000円の価格差であれば高いけれども音質がより良い方を持っていた方が、後々気分的には良いかと思います…笑

ただ、こちらの方が10mmドライバーで若干本体が大きいのと、デザインがメタリックブラック1色、ケーブルがブラックと若干味気無いような気がします。質感自体は悪くないです。

 

DN-914019

 

こちらは14.3mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載した、9月9日新発売のモデルです。現在の直販価格は3,999円です。

上の2機種からさらに価格が上がって期待したのですが、バランスが大きく崩れているという訳ではないですが…かなり個性的な音です。

まず始めに気になるのが高域です。結構キツめの高域が出ます。サ行が人によっては耳障りに聴こえるかもしれません。

ビットレートの低い曲や、高域が出るプレイヤー等で長時間聴くと疲れそうかな、と思いました。

大口径ドライバー搭載ということで低域が出そうな印象ですが、案外中低域はおとなしめです。芯がある音がしっかり出ているのでここは問題ないです。

キャラが濃いというか扱いづらいというか…ハイレゾ対応ということで高域にキャラクターを持たせたのかな、と思いました。

大口径ドライバー搭載でイヤホン本体は大きめ、金属製で質感は悪くないです。コードの皮膜も透明で、デザインのアクセントになっています。

 

DN-913578

 

こちらは直販価格4,999円、5000円以下でハイブリッド構成というイヤホンです。

まず魅力に感じるのはこの価格でハイブリッド構成にしてきたことです。

ハイブリッド構成とは、簡単に言ってしまえば低域はダイナミックドライバー、中高域はバランスドアーマチュアドライバー、という風にそれぞれが得意な帯域に合わせて異なる形式のドライバーを複数搭載したイヤホンの事を言います。

例えば、AKGというメーカーでは数年前にK3003というハイエンドモデルでこの形式を採用してきて、話題になったことがあります。

それ以降、色々なメーカーからハイブリッド構成のイヤホンが発売されてきて、比較的低価格でもハイブリッド構成というイヤホンが出てきました。

個人的にはハイブリッド構成と聞くと高価格な印象がありましたが、ついに5000円以下にまで来たか…という感じです。

ただ、ドライバーを複数搭載するということは良いことばかりではありません。

どうしても、低域を担当するドライバー、高域を担当するドライバーの間で、帯域が重なる場所が出てきます。

そこが上手に繋がらないと、一定の帯域でちょっと不自然に聴こえます。

各社高級モデルだと、ドライバーをもっと沢山搭載して音の繋がりを出来る限り自然にしようとするモデルもあります。

AKGのK3003なんかも、そこはかなり上手く調整しているな印象を受けました。(以前試聴した時の印象ですが…)

このDN-913578ですが、その音の繋がりが残念ながら上手くいっていない様に思えました。

ドライバーがそれぞれの帯域を頑張っている印象はあるのですが、個人プレーって感じです…

バランスが大きく崩れているわけではないので、1200円のSHURE掛けイヤホンよりはアリです。

ですが、なんといってもこの価格でハイブリッド構成のイヤホンというところに何よりも魅力があると思います。

今年の6月に発売されたばかりとのことでこんな話をするのも失礼ですが、もし次回モデルがあるならば、音の繋がりの部分を改善してほしいです。

もしそこが改善されればコスパ最強のハイブリッドイヤホンになるのではないでしょうか。

 


 

で、どれ買えばいいの

 

結論、10mmドライバー搭載のDN-913577が一番オススメです。僕も買いました。僅差で7mmドライバー搭載のDN-914018、間が空いて14.3mmドライバー搭載DN-914019、次にハイブリッド構成のDN-913578です。

特に、DN-913577とDN-914018はほぼ間違いないだろう、という感じです。ハイブリッド構成のDN-913578は今後に期待しています。

あくまで個人的な意見ですので、試聴できる環境にある方は出来る限り試聴をオススメしますよ!

ちょっと古いですがこんな記事も書いているので、良かったら読んでみてください。

噂の問屋DDレビュー!【1500円で買えるデュアルドライバー】

 

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